仮設・基礎工事自然災害に負けない基礎を

仮設工事概要TEMPORARY WORKS

"無から有を生む"仕事

仮設工事とは、工事を円滑に行うために設ける一時的な設備に関する諸工事を指します。 その作業範囲は、安全に作業するための手すり・柵の設置から、資機材を工事現場まで運ぶ運搬路の確保まで広範囲に及びます。
何もない山や田畑を送電線工事の現場へと変化させる、すべての工事はここから始まります。

全ての土台となる仮設工事

「安全」で「効率的」に作業するために
ステージ(作業構台)や資機材運搬のための
ジブクレーンを設置し、地形や運搬距離によっては
モノレールやヘリコプターも使用します。

仮設工事は、着工から完工に至るまでの全工程を通じて
現場の安全衛生、効率に関わる大変重要な工事です。

基礎工事概要FOUNDATION WORKS

送電線鉄塔の"かなめ"

台風や地震などで鉄塔が倒れないように、土台となる強固な基礎を作るための工事です。 基礎の深さは数十メートルになることもあり、高さ100mを超える鉄塔を支えています。
送電設備全体の安全を守るいしずえとなるまさに「縁の下の力持ち」の工事です。

基礎工事の流れ
人の手が生きるゲンバ

01掘削作業

鉄塔の種類・送電する電圧や地質によって、規模や工法が変わります。
掘削機と手掘りを併用して掘っていきます。
深い基礎工事ではプレートを取りつけ、より強固な基礎を作ります。

02基礎材据付すえつけ・配筋

基礎と鉄塔部材を密接に連結する”いかり材”を底面に据え付けます。
据え付ける躯体がずれていると上に鉄塔が組み上がらない為、mm単位で
設置する、鉄塔工事の中でも特に繊細な仕事が要求される部分です。
据付後、配筋でさらに補強します。

03コンクリート打設・埋め戻し

型枠を設置しコンクリートを打設します。
(コンクリートミキサー車が鉄塔位置まで行くことが出来ない場合は、索道やモノレール、ヘリコプターを利用してコンクリートを運びます)
コンクリート硬化後、掘削した土を埋め戻し、締め固めます。

施工事例OUR WORKS